BlenderでLive2Dみたいな2Dモデル作ってみた

貧乏で金が無い自分でもLive2Dみたいなモデル作ってみたい…

でもLive2Dは体験版じゃキツイ…

って訳で、Blenderの3次元空間を活かした半立体の2.5Dモデルを自分なりに作ってみた。

 

まずはパーツごとに分けて描いて、Blenderで四角く切り抜けるように別のキャンバスでこんなふうにパーツを配置します。

右下にある(><)とか(✪ω✪)みたいな目パーツを使う時のために、

通常verの目を表示するところを肌色で塗りつぶして塞いだverも別で用意しておきます。

左右対称のパーツはBlenderでミラーを使って作るので片方は無くてOK。

 

パーツ分けできたらBlenderを起動して、追加>画像>メッシュ平面をパーツ分けしたテクスチャ画像で追加します。

追加できたらパーツをこんなふうに四角くナイフツールで切り抜いて 分離>選択 で分離して…

 

こんな感じにします。(語彙力)

こんな感じでパーツを切り分けたらパーツを配置して、普通に3Dモデルを作るときみたいにボーンとウェイトをつけて動かせるようにします。

ちなみにテクスチャ画像はシェーダーエディターでこんなふうにノードを組んでおいてくだせえ↓

 

切り抜いたパーツを配置した後、横から見るとこうなる。

立体に見せたい所(顔や胸など)は軽くモデリングする必要があります。

 

パーツを切り抜いて配置したら、なんかこんなふうにパーツの境界が目立つ時があるかもしれない。

放射は設定してないのに何故か輝いて見えるのが気になる!!!

こんな時は、境界を目立たないようにしたいパーツを選択して、

オブジェクトプロパティ>可視性>レイの可視性のディフューズのチェックを外すと目立たなくなります!

 

次は顔のハイライトと影が気になる…

プリンシプルBSDFの粗さを限界まで上げてもこうなる。

フラットに見せるにはどうすればいいんじゃ!!!!!

って、悩んでググりまくった。

 

ソリッドモードで、右の下矢印(シェーディング)を開いて、

『照明』を『フラット』に、

『カラー』を『テクスチャ』にします。

すると理想通りになってくれる!

レンダリング時もこんな感じにフラットに見せるには、

『レンダーエンジン』を『WorkBench』に、

『照明』を『フラット』に、

『カラー』を『テクスチャ』にします。

するとレンダリングの時もビューと同じ見た目になる!

それで背景を透過したのがサムネのやつです。

 

髪を揺らしたりするのは普通の物理演算にあるクロスではなく、Wiggle2っていうアドオンを使います。

使い方は調べてね(丸投げ)

自分が物理演算初心者なだけかもだけど、

普通にクロスを使うとやたらと髪がシナシナしすぎて、思ったように動いてくれないし、顔や体にコリジョンを設定しても貫通しちゃう。

髪が揺れるようになったらキーフレームを打ってアニメーションさせます。

アニメーション完成させてレンダリングする時、そのままだと髪の揺れが動画に反映されないので、

アニメーション>Global Wiggle Utilities>Bake Wiggleでベイクする必要があるようです。

普通にそのままBake Wiggleを押したら、何故か一生懸命打った体とかのボーンがアニメーションしなくなって髪にしか反映されなかったので、

Bake Wiggleを押す前にPrerollの下にある『現在のアクションを上書き』の項目にチェックを入れてベイクしてレンダリングしました。

レンダリングした動画をAviutlに持っていってプラグインでGIFにしてきたらこんな感じ。

Live2Dみたいにいい感じに髪がゆらゆらしてくれてる!

3D空間の奥行きを活かしたモデルなので、普通のLive2Dとかのモデルとは少し違う。

これなら金が無い自分でもそれっぽく作れるってのが分かったので、

せっかく作ったし少しずつ活用したいなぁ〜

 

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